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help RSS 小説「鬼の跫音」 道尾秀介/著 感想

<<   作成日時 : 2009/02/21 23:56   >>

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『やり直すべきだった。狂気に走ってしまう前に、すべてを壊してしまう前に、取り返しのつかないことになってしまう前に―』

道尾秀介著、「鬼の跫音」読みました。

あらすじ
≪鈴虫だけが知っている、過去の完全犯罪。蝶に導かれて赴いた村で起きた猟奇殺人事件。いま最も注目を集める新鋭・道尾秀介が満を持して送り出す、初の連作短編集! ≫




道尾さんの新作。

著者初の短編集ということですが、
収録されている全六編、全てが面白いです。
どれも、ミステリーとしてのクオリティーは高く、驚きや見事と言えるほどの結末もあり、存分に楽しめました。

一つ一つの物語はとてもコンパクトで、ページ数も少ないのに、
日常があって、事件が起きて、そしてその先になにがあるのか、その真相はってところで、
全編において、思いも寄らない「意外な結末」に落とす、またはもっていくところが、
もう本当に巧いと思うし、素晴らしい技量だと思います。
個人的には、「鈴虫」「ケモノ」「よいぎつね」「悪意の顔」が好きでした。

道尾さんならではの衝撃が、短編でいくつも味わえるのだから、なんだかとてもお得な感じがしました。
ホラーチックな話もあったので、個人的には大満足でしたね。

今年の「このミス」上位は、ほぼ間違いないと思います。

オススメです。

評価:★★★★★




その他の道尾作品の感想↓
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鬼の跫音
角川グループパブリッシング
道尾 秀介


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